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忙しいんじゃ

2018/ 11/ 09
                 



中学くらいの時のはなし。
父親の同僚の人達が事故に遭い、暫く意識不明の状態だった。
一般病棟にうつされてから家族で見舞いに行った時に、笑いながら話してくれた事。

「河原で小石を一生懸命積んでるんだけど、ある程度の高さになると崩れちゃってな。
何度やっても崩れるんで、『くそー』と思ってふと周りを見ると
A(一緒に意識不明になっていた人)が隣で石積んでるんだ。
『おい、わしの石積むの手伝ってくれや』っていうと『馬鹿言うな。俺も自分の石積むのに
忙しいんじゃ』って言われて、結局おたがい黙々と石を積んでたんだ。
最後まで石が積めとったら、わしらあの世に行っとったかもしれんなあ。」


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