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「洒落怖」の記事

返してよ

2019/04/21                    

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ぼくの友達の友達がデパートで警備員をやっていたときのはなしですその人はまったく幽霊などこわくない、というような人でした。ある日、夜の見回りをしていると5階のおもちゃ売り場の前に人影が見えました。 マネキンかな、と思って、懐中電灯を向けると白いコートを着た、ほんとの女の人だったのです。 そのデパートには屋上から自殺した、子供が死んだだのの幽霊がでるような噂はまったくありません。さすがにギョっとしました...

赤ん坊

2019/04/16                    

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今年の夏、我ら遊び仲間9人で、2台の車に分乗して○○山の○○○○キャンプ場に向かっていた。 くねくね道から下を見ると、はるか下に岩だらけの清流が見え、皆の気分も自然と盛り上がっていた。 途中、特にほそい道に差し掛かった時、にわかに小さな渋滞が発生した。対向する2台のマイクロバスが、すれ違いに手間取っている様子だった。 この時、こちらの車より前を走っていた仲間の車は、他人の車を1台はさんで、2つ前に停車し...

2019/04/11                    

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あの恐怖体験をする迄は、私には猫をいじめる癖がありました猫は用心深く、人の姿を見るなりパッと逃げてしまうので、どうにも気に入らなかったのです皆さんは、「猫は自分より低い場所に居る物に対してあまり警戒しない」と言う事をご存知でしょうか?ブロック塀や自動車の屋根の上の様な高い位置に居る猫には、実は容易に近づく事が出来るのですまず関係のない所に視点を置き、時々猫の方をチラチラうかがいながらそっと近づけば...

足踏ミシン

2019/04/06                    

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これは私が小学生の頃・一人の転校生から聞いたお話です・彼女はそれまで親の都合で何度も転校してきたそうですが・私達の学校に転校してきた数を合わせると5回目か6回目という事でした・(正確に覚えていません・・・)私達は「大変なんだなあ」と言いましたが・彼女は首を振りながら「今度の転校は少し事情が違う」と話し始めたんです・その話によると・一つ前に住んでいた借家(一軒家)が・実は近所でも有名な「お化け屋敷」...

路地裏

2019/04/01                    

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とある会社員が出張でロスへやってきていた。彼は久しぶりの休日にロスの街に出向く事にした。ロスの街は相変わらず賑やかですんでいる田舎町とは違い活気にあふれていた。車を走らせチャイニーズシアターからちょっと行った通りを右に曲がり目的のアクセサリーショップに行くはずだったのだが、どうも道を間違えたようだ。「しまった」彼は自分の失敗に愕然とした。 何故ならその通りのあちらこちらには黒人やメキシコ系のやばそ...

人の声が聞える

2019/03/26                    

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 私は霊感はまああるほうですが、実態をみることはできません。ただ、ここはいやなポイントであるなどということはだけは、わかります。 九段の靖国通りに面した、郵便局の前のあるビルに入ったときです。そのビルの10階で仕事をするようになったのですが、それまで平気でマシンルームで徹夜をしていた私が、この部屋は恐いと思い、特にこの辺がおかしいと感じ決してその場所では作業をしませんでした。 ある時、夜の11時位...

階段の下の男

2019/03/21                    

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結構長文かも。俺が高校の頃の話。秋頃、友人のMが悩みでもあるのか元気がなくなった。友人連中で相談でも聞いてやろうと思って聞き出したら「絶対笑うなよ」と前置きして話し出した。悩みとはつまるところ「家に幽霊が出る」ってことだった。もちろん笑ってしまった。おまけにMの家に泊まって幽霊を見に行くという展開に。Mは笑われたことで気が進まないようだったが、他の人間が幽霊を確認するってのには賛成だった。(どうも...

研究室

2019/03/16                    

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 これは私が関東地方のある国立大学で助手をしていたときに実際に経験した話である。このようなことが続くと、何事もうまくいかないのが世の常であるから、いまは退職して別の仕事に就いている。思い出すだけでも気が滅入る話を書き記そうと思う。 私が勤務していた研究室には、なぜか倉庫としてのみ使用している実験室があった。 国立大学では一研究室当たりの面積が決まっているから、限られたスペースを倉庫として使用するの...

坂道で

2019/03/11                    

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 3年前、実家に帰省したときの話。 実家の近所に100m位のわりかし急な坂がある。道の横は両方土手で、人が落ちないように1m程度の石塀が立ってる。 ちょうど夕焼けで辺りが微妙に暗い時間ってあるでしょ。そんな時間に用事があってその坂をのぼってたのよ。こんな時間だし、実家は田舎だから俺以外の通行人はいなくて。そうしたら坂のてっぺんにこっちに背を向けた髪の長い女が立ってるのね。別に立ってるだけだから普通...

旅館の娘

2019/03/06                    

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「先輩、何か怖い話知りませんか?」「う~ん、怖いというかちょっと悲しい話なら・・・」Sさんは仲間から渓流釣りに誘われた。そこは釣り仲間でも有名な穴場で旅館も中々予約が取れない場所だった為、すぐにOKした。当日、仲間が仕事で来れなくなってしまいSさん一人になってしまったが、滅多に行ける場所ではない為一人で行くことにした。旅館に到着し、さっそく荷をほどくとSさんは釣りに出かけた。噂通り、次々と釣れる魚...