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「最近の記事」

鈴の音

2019/12/06                    

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これは私が小学生の頃の話です。家の近所に一軒の空き家がありました。その家は昔旅館を経営していた様子で、山奥の長い一本道を上っていくと突然現れるその家は小学生が誰しもあこがれる”秘密の隠れ家”にはもってこいの場所でした。私は一部の友人達と共に学校が終わるとそこに集まり、夕飯時になるまでいろんな事をして遊んでいました。そんなある日、その空き家に”でる”と言う話がどこからともなくわき上がりました。そこの旅館...

遮断機の音

2019/11/26                    

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最近の話なのですが、会社からの帰宅途中、私の彼女から携帯に電話がかかって来ました。「変な留守電が入っていたの。聞いてみて」おもむろに彼女は留守電を再生します。「カーン・カーン・カーン・カーン」踏切の遮断機が鳴っているような音です。その音が延々と1分位続いてます。携帯電話で留守電を聞いてるので音が不鮮明です。「なにこれ?ちょっと音悪くてよくわかんないや。」気味悪がっている様子なのでとりあえず私は彼女...

公衆電話

2019/11/16                    

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父親と2人暮らしの中学生のS君は、塾の帰り9時頃になると塾と隣りの雑居ビルの間の細い路地にある公衆電話から、父親の職場に電話をかけ、そして父親が迎えに来る、という生活を週に3~4日続けていたそうです。ある日、いつものように父親に電話をかけ始め、呼び出し音が鳴っている最中、S君はコイン投入口のすぐ脇に、黒いペンキのようなもので塗りつぶされた後を見つけ、何だろう?と思い、家の鍵のキーホルダーで、少し削...

留守番電話

2019/11/06                    

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数年前、友人Kの彼女が事故で亡くくなりました。周りから見ても、K達は凄く仲が良くてそろそろ結婚か?なんて言われてる時のことです。その死に方というのが、Kの彼女が会社の帰りにKの家による旨を、公衆電話からKの家の留守電に入れている時に、その公衆電話にトラックが突っ込むという悲惨な物でした。だからKの留守番電話には「あ、私。今から行くから待っててね」という彼女の声の後に、タイヤのスキール音。そして彼女...

おふくろの不思議な力

2019/10/26                    

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うちのおふくろは霊感があるタイプらしく、看護師なんだがよく夜勤で変なものに出くわしたり、運転中に変なものを憑れてきたりするらしいもち、自分は見えない方なんだが稀に(……ここ何か変だな?)とか思ってると「今何か居たね」とか言ってくる。俺何も口にしてないっつのこれだけなら変な人で済むのだが、田舎のじいちゃんが風呂場で脳溢血で死んだ日に「何かいやな予感がする」っつって妹連れて行ってその日のうちに発見したこ...

通報

2019/10/16                    

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二年くらい前の話。夜になって隣町の友達に用があって車で出かけることになった。自分の住んでる町から隣町に行くルートは二つ。山道を越えていくのと、国道を通っていく道。国道の方が若干早いが、交通量も結構多い。車になれていなかったし、眠いこともあって少し遠くなるが交通量のない山道を通ることにした。山道は最近トンネルが出来て走りやすくなってたので初心者の癖に結構スピード出して車を走らせてた。トンネルを越えて...

お払い

2019/10/06                    

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俺が小学生の頃の話です。小学3年の頃、祖父が亡くなり祖母と同居することになった。その頃から俺は3日に一回は激しい頭痛と嘔吐を繰り返すようになった。医者に行っても原因が分からなかったが祖母が何かを唱えると不思議とよくなった。そんな状況が半年ぐらい続いた頃、父が知り合いのお坊さんに頼んでお払いをしてもらうことになった。家族は皆お払いを受けることに賛成していたがなぜか祖母だけは反対した。お払いを受けると...

消える死骸

2019/09/26                    

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通学路から少し離れたところに大きな墓地がありました。都内でもかなり有名な墓地です。正しい通学路を通らずとも墓地を通っても帰ることが出来たので、大概帰るときはそちらから帰っていました。なんというか通学路の大通りに比べて墓地のほうが緑も多いし人通りも少なく快適だったからです。寧ろ、墓地と言っても、冬の帰り道でも街頭がしっかりと設置されているので然程暗くも無くあまり怖さはありません。書こうとしている事の...

後ろ

2019/09/16                    

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俺がまだ高校生のときの実体験を高3の夏野郎13人(だったと思う)で泊りがけで海に行ったのよんで当時バイトはしてたけど遊ぶ金しかなかったから皆で砂浜で野宿にでも興奮して寝れなくて花火やら肝試しやらしてたんだけどその砂浜のとこにでっかい潰れたホテルがあってね地元ではなんかでるって噂の場所だったんだやっぱそーゆー所って興味があるじゃないで誰かが「あそこの中入ってみねえ?」って言い出した拒否(びびり)5眠い3残り...

変な帽子

2019/09/06                    

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俺は機械部品の加工工場に勤めてた(もう転職した)んだが、ある日、山上ってやつが先輩に「変な帽子かぶってくるなよ」って言われてたんだなんだろ、と思ってそっち見たら、山上は頭のまわりに黒い毛糸のかたまりを太く巻きつけてるようだったでも山上は、「えー、帽子なんてかぶってないですよ」って答えて自分の頭を触ったしたら別に帽子なんてかぶってなくて、先輩も俺も「あれあれ」ってなったんだよその日の午前中、山上は会...